これが、今Fender JAPANの大半を制作しているフェンダー指定工場です!
Fender JAPANは1982年に設立されました。現在の指定工場で制作されるFender JAPANは、国内で販売されるだけではなく、アメリカやヨーロッパに輸出され、高い評価を得ています。この工場の制作基準は非常に高く、フェンダーUSAの指定基準以上の自社での更に高い基準を設定しクオリティーの高いギターを作っています。海外での日本製Fenderの評価が非常に高いのは当然とも言えるでしょう。 それでは、その制作されていく様子をご覧ください。 |
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原材がカットされ少しずつネックの形になっていきます。この後ローズ指板は接着剤を塗り、圧着マシンでプレスし貼り付け次の工程へ移ります。
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ヘッドシェイプは、キャドデータに置き換えられ誤差無くカットされてゆきます。4つのルーター2組が8本セットされたネックをカットしていきます。
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ヘッドが、ストラトキャスターの形になってゆきます。
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このルーターではトラスロットの溝を掘り、ネック全長も揃えていきます。こちらのルーターは、更にドリルも装備されていてロボットって感じですね。
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これがフェンダーJAPANに入っているトラスロッドです。
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こちらもトラスロッド、どう入るか分かりますか?トラスロッドの仕込みは熟練ワザが必要でフェンダーJAPANの信頼の一つにもなっています。
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ポジションマークを彫られた穴に接着剤を入れて埋めていきます。
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埋めたポジションマークの隙間を更に丁寧に埋めていきます。
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これは、フレット溝を切る機械です。のこぎりを使って手で切ってると思ってた人はいませんか?昔はこんなすばらしい機械が無かったのでフレット音痴を心配する人がいたのですが、この機械をみて安心してくださいね!
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カットされたフレット溝を丹念にチェック!
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やっとここまで完成!
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さらに形を揃えていきます。
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取り付けれる状態にカットされたナットが、装着を待っています。
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こちらは、サイドポジションマークを取り付けています。
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先程取り付けられたサイドポジションマークの隙間も綺麗に埋められています。
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ヘッド天神をカットして揃えていきます。
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さすが機械!ミスが無いですね!
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こちらは小型のベルトサンダー!仕上げていくのにとても便利。
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こちらは更に大きなベルトサンダー!帯のような輪になったサンドペーパーが回転してくれるので削りたい部分を当てるだけで研磨していけます。私が見たのは目の細かさが1000番の仕上げに使う細かなもので丁寧に作業されていました。
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これはマスキングをしているところです。フィンガーボードなど塗装がついてはいけないところは、手作業でこの絆創膏のようなマスキングテープを張っていきます。
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とにかく全部手で張っていかないといけないので大変です。でもさすが綺麗に張っているでしょ!
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ヘッドの色を変えるのも同じように、手作業でマスキングされていきます。
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これは裏面ですが、天神だけ赤色に塗られたものです。裏は完全にマスキングされているでしょ!
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ネックの塗装はこのようにして何度も丁寧に塗られます。
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これはナットの溝切りをする目安をつけるものでナットは自動で切られるのではありません。あくまでも手作業で1本づつ丁寧に切られます。
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これは横から見たところ!種類がいっぱいあるんですね!
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これはアップ写真。
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