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リガチャー検品![]()
弊社ではハリソン/ヤナギサワ/BGなどの金属製リガチャーのほとんどを出荷前に開封し検品しております。
※返品交換は原則行っておりません※
▼個体差について
クチコミ、評価、傾向があってもリガチャーの装着、吹奏感はご自身の楽器でご本人様が試すしか結果は分かりません。人がどんなに良いと評価しようが自分にとって良いかどうかは分からないということです。沢山のアクセサリー類が存在する理由はそれだけ色々な需要があり、合う合わないがあるからです。希に同じブランド同士でもごく希に若干合わないものが存在します。それはかなりシビアに装着感を見られる方にしか気づかないかもしれませんが、どんな高級なものであっても個体差が存在するのは意外と皆様承知のこと。運悪くお互いに若干の差があった場合、装着ができないといった結果が生まれることも稀にございます。機械でもハンドメイドでも同じ型番が100%の同じ形状とは言い切れません。 ▼キズについて ブランドによって入荷時の状態は綺麗にパッケージがされていたり展示品のような開封状態だったりと様々です。さらにブランドによってキズの量も違います。これらのキズは度合いによって検品落ちするものと検品落ちしないものがあります。また一見綺麗な状態でも例えばメーカー側が一旦どこかのお店に貸し出しをして、試奏によってキズになったものが代理店メーカーが研磨してツルツルにしている、という可能性もあります。リガチャーは製造工程上で付くキズがあり、また表面全体につく研磨キズもあります。これは残念ながら管楽器本体を含め作業工程によって付くものでもあり殆どのものに存在しています。またスターリングシルバー(銀製)など表面にメッキをしないものはキズを隠すことができませんので、高くても多少キズが多い場合もございます。また、ケースにリガチャーが入っている場合、これらのパッケージ類はあくまで初回使用時までの保護などを目的としているためケース/パッケージにはキズがあっても問題ないとされます。過去何度か状態のひどいものをメーカーにクレームした経緯もありますが、不備として認められることは殆どありませんでした。検品で多くをはじけばコストが上がる可能性もあり、輸入を停止されてしまう可能性もあります。新品を買えばピカピカなものが手に入ると考えるのは一般的です。ただ海外輸入品や使用したらキズがつくもの、また価格相応ということも理解していただく必要があります。楽器はそもそも演奏するもの。ピカピカであることが良い演奏ができるということではありません。通販では特にまず見た目が気になってしまうこともあるとは思います。ただ、楽器やそれに付随するアイテムは使用して実感するものであり、これだけ不揃いなものが存在しているというのは結果は見た目だけではないという証拠でもあると思います。
▼マウスピースとリガチャーの相互性について リガチャーには楽器の種類に合わせて様々なサイズがありますが、例えばアルトサックス用と書かれているリガチャーが必ずしもアルトサックスのマウスピースに合うとは限りません。マウスピースにも様々なサイズがあり、その素材によっても形状は大きく変わります。金属製のリガチャーは主に樹脂(プラスチック/ラバー/エボナイト)製マウスピース向けとなっていることが多いですが、樹脂製マウスピースでもジャズ向けのものは外径が太かったり、一般的なリガチャーではちゃんと装着できないことがあります。同じメーカー、同じ素材、同じ楽器用のリガチャーでも装着マウスピースのモデル別に細かくサイズが分かれていたりしますので、ご自身のマウスピースのメーカーと品番を確認のうえ相互性が確認できているものをお選び下さい。特にサックスにはジャズ向けとされている楽器やマウスピースが多数あり、金属製(いわゆるメタルマウスピース)など、よりサイズには注意が必要です。購入してみてお手持ちのマウスピースに合わなかった場合でも返品・交換はお受けできませんのでご注意下さい。
▼歪みについて 新品状態の金属製リガチャーがお手持ちのマウスピースにピッタリと合うことは稀です。なぜならリガチャーとマウスピースには想像以上にそれぞれ個体差があり、リガチャーを一つ一つお客様のマウスピースにはめて相互性を確認するのが難しいからです。微妙な形状や個体差によってマウスピースにうまく合わない時はリードを付けた状態でマウスピースに深くはめ、強くネジを締めて保管することで少しずつリガチャーが変形して相性が良くなってきます。買ってすぐに使えるものではなく最初はそのように馴染ませる時間が必要と思って頂いたほうがいいかもしれません。リガチャーは上から見ると少し楕円形になっていますが、マウスピースの太さやリード装着分の膨らみによってはリガチャーのサイズが小さいと感じられることもよくあります。その場合も一度リガチャーを深くはめて形状を変えてあげることで合うようになります。部分的に負荷がかかったような凹みや不自然な歪みを除き、お手持ちのマウスピースに合わないものでも歪み=不良品とは判断されないものとなります。
▼弊社での具体的な検品内容
・形状...マウスピースにはめる輪の部分がおおよそ左右対称になっているか確認
▼弊社での具体的な処置内容
・歪み...個体交換、もしくは専用工具で修正する。 ※メーカー基準の検品を通過し、また弊社で上記確認をしたものについては許容範囲ということとなりますのでご理解をお願いします。
・基本的には上記の通りメーカーと弊社の2重検品チェック体制で動いております。お手元にお届けの製品において万が一キズや歪みがあった場合でも許容範囲とし出荷したものとなります。ご交換などには応じられませんのでご理解をお願いします。尚、外観から確認し不備がないものは未開封で出荷する場合もございます。
▼店頭より安い(?)理由 仕入れ条件は各店で異なり実際安いかどうかは定かではありませんが、価格の違いは原価の違いにあります。偽物を疑われることが多い直輸入品が安いのは間に挟まるメーカーがなく、自社で商品を輸入するからです。弊社は自社ブランド以外全て国内の正規代理店を通し正規品を販売をしています。国内の代理店メーカーというのは、日本での取り扱いを認められ契約した特定のメーカーです。代理店はそのブランドの品質を維持し、何かあれば情報を提供してくれる安全な取引先です。ですので、よっぽどのことがない限り価格が極端に安いということはないと思います。値付けの方法はショップによって様々ですが、店頭では小物はさほど値引かない傾向にあります。試奏をするというメリットがある店頭ではそれでも売れるからでしょうか。接客に一手間かかるというのも人件費として販売価格に入るのは当然のことでしょう。弊社ではおそらく店頭で在庫されておられるショップさんよりも多くの在庫を保持していると思います。(掲載全ての在庫を保持しているわけではない)過去の販売履歴、売れ筋モデルを調査し、一度に多くの仕入れをすることでメーカーに特別条件をいただきいているものなどがあります。 |