|
Lシリーズ昔ながらの技工と構造を持つ「Lシリーズ」は、現代のギタリストの要求を満たし、且つ超えるギターを生み出すために、ヤマハのアコースティック楽器設計が長年培ってきた伝統をもとに制作されています。トラディショナルなスタイルと精巧な貝のインレイを特長とし、バランスのとれた音質、高い演奏性、幅広いダイナミックスレンジを実現しました。ステージ演奏では、高品質のピックアップが演奏の細部に至るニュアンスをとらえ、想像力を掻き立てます。
■オリジナルジャンボボディ“LL” (胴厚100~125mm) ヤマハ伝統のボディ・スタイル。フル・サイズのボディが生み出す豊かな音量、幅広いダイナミックレンジ、バランスに優れたトーン、美しく透明感のあるサウンドが特徴です。 ■スモールボディ“LS” (胴厚100~120mm) FG-1500やFSシリーズの伝統を受け継ぐボディ・スタイルの“LS”。スモール・サイズながら充分な音量を誇ります。サウンド・バランスに優れ、フィンガーピッキングを多用するギタリストに向いています。
■ミディアムジャンボボディ“LJ” (胴厚100~125mm) A.R.E. [Acoustic Resonance Enhancement]とは、
ヤマハが独自に研究・開発した木材改質技術です。ギターのボディ材にこの技術を施すことで、長年弾き込まれたような豊かな鳴りを実現します。薬品類を一切使わず、温度、湿度、気圧を高精度に制御することにより、製材後長期間を経た木材の経年変化と同様の変化を短期間で生みだすことによって音の伝達と振動効率を上げ、中低音成分の伸びの促進と高音成分の立ち上がりの増大や減衰の高速化を実現します。このため、バランスが良く耳障りな倍音成分の少ない、熟成された温かみのあるサウンドが得られます。今回のモデルチェンジを機に、従来は手工モデルのみに採用していた「A.R.E.」を、全モデルに採用しました。 |