最近読んだ本
2010年11月13日(Sat) その名も「遺品整理屋は見た!」
”家政婦は見た”みたいなタイトルですがサスペンス小説ではありません(笑)
遺品整理を仕事とする人が書いたフィクションのちょっと悲しいお話です。
※若干グロテスクな内容になりますのでご注意下さい!
遺品整理を仕事とするちゃんとした会社があるのは皆さんご存知ですか?
仕事の内容はその名の通り、亡くなった方が所有していたありとあらゆるもの(家財)を遺族の方に代わって供養したり処分したりするのが主な作業です。
辛くて片付けられない、そんなご家族の方の代わりに整理されるのですからとても大変なお仕事に違いありません。
それに整理されるのは遺品だけではないのです。
現代、高齢化により一人暮らしのご老人が増えてきているのは皆さんご存知ですよね?
それに伴ない増加してきているのは、誰にも知られることなく亡くなってしまわれる「孤独死」です。
孤独死により誰にも気づかれない為、発見されるときは、死後1,2週間経っていることが多いらしいです。
2週間も経った死体がどうなっているのか・・・考えただけでも心苦しいです。
さらに酷いのは自殺で亡くなられた方。血の臭いや跡はなかなか落ちにくいそうです。
そしてその部屋の後片付けをするのも遺品整理屋、彼らの仕事なのです。
本の最後に、”孤独死が少しでもなくなるように、定期的に連絡を取ってあげてください”と書いてありました。
皆さんもご親族で一人暮らしされている方や、近所で一人暮らしされている方がいたら、関係ないと思わずに気に留めてあげてください。
少し内容がグロイ本ですが、気になった方はいつでもお貸しいたしますよ(^^)
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