2022年3月7日
昨日に続きワタナベ楽器店音楽教室小川です。
前回記事にした空間オーディオ。
アップルミュージックで配信されている空間オーディオ方式はアップル製品(プレーヤー、イヤホン、ヘッドホンなど)がないと完全に楽しむことができないと書きました。
では、他の配信サービスで提供されている空間オーディオはどうなのか。
そういう疑問が浮かび、気になってしまったので調べました。
あるではないですか!
SONYがリリースしている空間オーディオが!
〇 360 REALITY AUDIO (以下360RT)
という方式の空間オーディオがSONY規格でリリースされています。
対応している音源はまだ少ないですが、
アマゾンミュージックHD、DEEZERというふたつのサブスクリプションサービスで配信されています。
知らなかったのですが、私が昨年買ったヘッドホンがSONY製でして、360RTのの再生に適して設計されているものでした。
これは試さずいられない!DEEZERの配信を申込みました。
さすがにSONYが中心に取り組んでいるものだけあって、
YOASOBIや大瀧詠一の楽曲が360RT対応でリリースされています。
専用のアプリで耳の形状を撮影し、最適化が完了。
いざ再生。
うーん..確かに音像が広がり、立体的に聴こえます。(コメント力のなさ)
何曲かを試して、一番すごいと感じたのが、
ラインナップされていた森高千里の2019年仙台公演の音源でした。
観客のコールが左右背面から聞こえます。
響き方もライブ会場という感じで、まるでその場にいるような感覚になります。
ライブ盤で非常に効果を発揮する音響方式であることが分かりました。
今は音源の数が少ないですが、
これから色々なライブテイクが360RT方式で配信されると思うと非常に楽しみです。
コロナ禍でライブへ行き辛い方と思われている方にもおすすめです.
ちなみにこの360RTは特にヘッドホンの種類問わず楽しめる仕様のようです。
調べましたところ
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