2022年３月５日

春

 ワタナベ楽器店音楽教室の小川です。

この一週間で随分過ごしやすい気温まで上がってきました。

２月が一瞬で過ぎ去ったため感覚がまだ３月に追いついていません。
しかし、朝はまだ肌寒い日もありますので、気温の変化で体調を崩さないように注意したいですね♪

昨年、アップルミュージックにて空間オーディオなるものが導入されました。
アップルの端末をお持ちのかたはIOSを最新のものにアップデートすれば、
空間オーディオを楽しむことが出来ます。

そもそも、空間オーディオとはなんだという事になりますが、
雑に説明すると、
映画館などで良く目にするドルビーの立体音響方式の一つが再生できるようになったということです。
その方式が、ドルビーアトモス（DOLBY ATMOS)です。

従来の方式では一般的に
左右前後から音が出て立体的に聞こえる、臨場感の溢れる音を楽しんできました。

新しいアトモスという方式（実は結構前からあるのですが）は、前後左右にプラスして上からの音を加えさらなる臨場感を得られます。
つまり包み込まれるような音に没入し、定位（音の位置）のバリエーションが増えることで、
それぞれの楽器や歌の音をより鮮明に聞くことができる方式なのです。

それが昨年、アップルの音楽サブスクリプションサービスで導入されて、最新のOSではその方式にて音源を再生することが可能になったのです。
正直、対応している楽曲はまだ一握りだったので、試さないでいたのですが、

先日、ビートルズ1（ビートルズのベスト盤）が空間オーディオ対応となったと知り、試してみることにしたのです。

結果...

確かに音像は広がりました。

ものすごい没入感が得られます。

しかし、その反面でやはりステレオはステレオで良いものだと改めて感じました。

ビートルズ以外の曲ジャズやクラシックあるいはアコースティックな曲。
これらの曲にはピッタリだと感じました。広がりが今まで以上で驚きます。

そして、
どうやらこの機能、完全にその良さを楽しむためにはアップル製のヘッドホンが必要のようです。

※普通のヘッドホンでも十分違いが分かります！

また一つ物欲が増えてしまいましたね笑