【momoseカスタムオーダー】次世代のスタンダード、オイルフィニッシュ

抜群のボディ鳴りを誇るオイルフィニッシュカスタム

サウンドメッセ出展に向けて、ボディ鳴りの良さに高い評価を得ている

国産ハンドメイドブランドmomoseとタッグを組みワタナベでカスタムオーダーをすることに！

 

今回カスタムオーダーしたのはオイルフィニッシュモデル！

なんといってもオイルフィニッシュの一番の魅力はその塗装の薄さですよね。
実際に手に取っていただくと実感していただけるのですが
それはもう木を直接触っているかのような感覚になってしまうほど！

 

一般的にギターなどで採用される塗装としてポリ塗装（ポリエステル、ポリウレタン）が多いのですが
この塗装ですとどうしても塗膜が厚くなりボディの鳴りを活かしきることができず
ダイナミックなサウンドを鳴らすことができません。

 

そこでオイルフィニッシュを採用することにより塗膜はほぼ無いに等しくなり
ボディの鳴りを最大限引き出すことができアッシュならではの抜けの良い高域、

アルダーならではの粘りのある中域を余すことなく再生することができます。

 

オイルフィニッシュと言えば弾き込むほどに出てくる自分だけの”味”

自分色に育てる上げることもオイルフィニッシュを所有する楽しみですよね。

いざ飛鳥工場へ！

 

ボディ、指板に使う材はエレキ担当の私、上羽が飛鳥工場にて
直接選定してきましたよ！

 

まずはアッシュボディ！

 

ストレートに模様が入っているものからうねりが入っているもの
これだ！と思った思った木材を選んでまいりました。

木目はもちろんですが重さもギターを選ぶうえで重要になってきますよね？

そこで今回は比較的軽量な木材を選定いたしました！

比較的というところがポイントで極端に軽量すぎるとサウンドにコシが無い
頼りないサウンドになってしまいます。

ですので敵適度な抱え心地を持ちながらも「おっ、軽いな」と思える一台を目指しました。

 

仕上がってきたギターはなんと2.8～3.2kgとちょうど良い軽量さ！！！

実際に手に取っていただくと思わず「おぉっ」と唸っていただけることと思います。

 

続きましては指板にに使うマダガスカルローズ！

こちらは全体の印象を引き締め高級感を演出するためにダークな色味のものを選定いたしました。

もちろんサウンドも艶感のある大人なサウンドに仕上がっております。
 

本来であればどの木材でどのモデルを製作するかを載せていくのですが
飛鳥工場の職人たち、並々ならぬこだわりを持っており

担当者「せっかく選んで頂いた所申し訳ございませんが、製作途中で
ご注文頂いているオイルカラーとの相性が良くないものが
出てきた場合は違う材をこちらで選びそれを使用しますので予めご了承ください。
ご注文頂いているカラーに関してもこちらで木材の表情を見ながら木材と組み合わせていきます。

もちろん当初のご希望に沿った木材を責任もって選びますのでご安心ください！」

職人たちが納得した商品でないと世間に流すことは出来ない。

非常に胸を打たれた瞬間でした。

 

ここで終わってしまうとレギュラー品のカラーオーダーをしただけになってしまいますので
サウンドメッセ出展モデルとしては少し物足りないですね、、、

 

そこでサウンドメッセ出展モデルとしてこだわりを3点詰め込みました！

 

その1

・リア(フロント)ピックアップ部にハムサイズのザグリ

・少し薄めのネックシェイプへ変更